紅葉の葉は、表と裏のどちらから撮るかで、再現が大きく変わるのをご存知でしょうか。今回は、
1枚のモミジ葉の表・裏の作例で、その再現の違いを考えます。彩りの綺麗な側を表とすると、多くの場合、空に向かっているため、順光線が当たります。また、その反対側を裏とすると、おおむね斜~逆光線が当たり、葉を透過します。
↑表側〔順光線〕の再現では、表面の微妙な色の再現はできますが、表面の反射光のため白っぽくなりがちです。偏光フィルターの効果がある条件です。
↑裏側〔透過光〕の再現では、透明感があり鮮やかな色再現となり、反射光の影響もありません。