タチフウロ(立風露・フウロソウ科)は、本州から九州、シベリア・中国・朝鮮半島にまで分布し、山地の日当たりの良い草地などに生えます。フウロソウの仲間は400種以上あるそうですが、日本で身近なのは、
ゲンノショウコ(9月12日ブログ掲載)でしょう。地方によっては、ゲンノショウコをフウロソウと呼びます。このタチフウロの花はゲンノショウコより大きく、花弁の筋もはっきりしていました。
【撮影アドバイス】 タチフウロにも切れ込みの深い葉がありますが、花だけ伸びて咲くので、葉との組み合わせは難しくなります。そこで、花の形や筋模様を精確にとらえることで、この花の魅力を伝えます。花に対し俯瞰気味の位置からねらい、レンズの絞りをやや絞って、花の輪郭をしっかり描きます。
〔データ〕ソニーNEX‐F3 + タムロンSP AF90ミリF2.5マクロ(ミノルタAマウント) + LA-EA1アダプター(α→NEX) 絞り優先オート F5.6 WB:オート JPEG 撮影地:東京都東大和市