写真の面白いところは、露出の与え方で全く印象の異なる画像になることです。その場の明るさや色を忠実に再現するのを基本としても、撮影者の感じた印象を表現するために、意図的に明暗を変えることもあり得ます。
この作品がそれで、紅梅と青空の
明るく淡い色再現に、
早春の雰囲気を託したものです。露出を多く与える(プラス側に露出補正する)ことで、色が浅くなって、浅い春を感じてもらおうという狙いです。
〔データ〕 オリンパスPEN E-P5 + LUMIX G VARIO 14-140ミリ F3.5-5.6 ASPH 絞り優先オート F8 +1.3EV補正 WB:オート JPEG 撮影地:皇居東御苑