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2008年 11月 27日

紅葉撮影のポイント(背景で絵柄を変える)

一本の紅葉を撮影する場合、一種類の絵柄しか撮れないとは限りません。もし、自由に撮影位置を選べるなら、その場その場からの背景を生かし、雰囲気の異なる絵柄を作ってみましょう。
作例では、寺の境内の一本の紅葉を、違う撮影位置から撮ってみました。望遠系レンズを使い、狭い画角と大きなボケで、異なる背景を作っています。

[紅葉の表側から、緑の葉を背景に]
順光撮影だが、曇り日でテカリが少なく、落ち着いた色を再現できた。背景の緑が紅葉を引き立てた。
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[紅葉の裏側から、離れた緑を背景に]
弱いながら逆光撮影で、順光とは異なり彩度の高い色を再現。遠くの緑は大きくボケて、暗めのグリーンとなった。赤と緑の対比が印象強いが、やや緊張感が感じられる。
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[紅葉の裏側から、離れた黄・紅葉を背景に]
逆光撮影で彩度の高い紅葉だが、ボカした背景が同系色で、全体に調和のとれた色彩になった。背景を広めに入れて、秋の雰囲気を表現してみた。
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[紅葉の裏側から、近くの寺を背景に]
彩度の高い紅葉を、暗めな寺の建物と組み合わせた。建物の様子がわかるよう、ボケを少なくした(レンズの絞りを絞って)。
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〔共通データ〕 ペンタックスK20D  +  55~300㍉   WB:太陽光     Jpeg

by crystal-way | 2008-11-27 01:15 | 紅葉(作例) | Comments(8)
2008年 11月 25日

紅葉撮影のポイント(光に合わせて絵作り)

晴天時には、紅葉がより美しく見えますが、撮影には光線状態への注意が必要です。被写体の紅葉にどんな光線が当たり、撮影位置からの光線状態(順光・斜光・逆光…)はどうか、判断した上で作画しましょう。作例では、同じ紅葉を撮影位置を変え、何通りか撮ってみました。一本の紅葉でも、幾通りもの絵柄をつくれるのがわかります。

[順光位置からの紅葉全体]
言わば、紅葉の傘の外側から、直射光が斑に当たっている状態。紅葉の葉のテカリが強く、本来の色を再現できない。
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[斜光位置からの作例]
紅葉の傘に入り、光線が右斜め前方から射し込む位置で撮影。光が紅葉を透かし、透明感ある色を再現している。ただし、この位置だと陰の葉も混じるので、すっきりと際立った紅葉にならない。
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[逆光位置からの作例]
紅葉の傘の奥に入り、光線がほぼ向い側から射し込む位置で撮影。光で透過された紅葉の色が際立ち、暗い背景とのコントラストで強く浮き上がった。ただし、枝などの暗部が写らず統一感を欠くので、太い幹のシルエットでまとまりをつけた。
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[日陰の部分での作例]
晴天時でも、日陰の中での柔らかな描写も可能。画面内の直射光を避け、補色(緑と赤)やボケ(望遠レンズを使用)を利用して絵作りする。作例では、緑の葉を中心に、背景の赤との対比と幹の安定感でまとめた。
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〔共通データ〕 ペンタックスK20D  +  18~55㍉ (55~300㍉)   WB:太陽光     Jpeg

by crystal-way | 2008-11-25 09:00 | 紅葉(作例) | Comments(3)
2008年 11月 21日

秋の彩り/ヌルデ(crystal-wayの作品)

山野に秋の訪れを告げるように、いち早く紅葉するのがウルシの仲間です。ウルシと言えば、樹液を利用した漆器が古くからありますし、肌がかぶれ易いことでも知られています。とても有用な植物でありながら、避けられもし、秋にはいち早く紅葉して存在が際立ちます。その仲間で、枝にも葉の名残り(翼)が付いて、特異な姿形なのがヌルデです。写真のものは、彩り豊かに紅葉して、秋の到来をアピールしていました。
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〔データ〕 ペンタックスK20D  +  18~55㍉     WB:太陽光     Jpeg

by crystal-way | 2008-11-21 11:36 | 紅葉 | Comments(6)