先日まで、産毛に覆われて硬く身を守っていた
ミツマタ(ジンチョウゲ科)の蕾です。それが、暖かな日差しに次第に緩み、いつしか花を咲かせています。一見、まとまって見える花ですが、一つ一つは面白い姿をしています。筒状の先に黄色い花を咲かせ、どことなくユーモラスに感じます。一方、ミツマタは和紙の原料として重要で、丈夫な日本紙幣を支えているようです。
〔データ〕 ソニーNEX-C3 + コシナ100ミリF3.5マクロ(ミノルタMDマウント) + アダプター(MD→NEX) WB:太陽光 JPEG 撮影地:皇居東御苑