平面な写真ですが、レンズの使い方や素材の配置により、観る人に奥行きを感じさせることができます。レンズの性質として、焦点距離が短い(広角)なほど遠近感が強調され、長い(望遠)なほど弱められます。同じ奥行き感でも、広角系レンズのそれはリアルで強い遠近感を感じ、望遠系レンズのそれはソフトでより近くに感じます。
【作例①広角系レンズ】では、花と花の遠近感を強調して、空間の奥行きをクッキリ出してみました。
【作例②望遠系レンズ】では、離れた花を引き寄せながらボカし、奥行きを出しつつ想像の膨らむ背景としました。
【作例①広角系レンズ】
【作例②望遠系レンズ】
〔作例①データ〕ソニーNEX‐6 + E PZ 16~50ミリ F3.5-5.6 絞り優先オート F13 WB:太陽光 JPEG 撮影地:行田市古代蓮の里
〔作例②データ〕ソニーNEX‐6 + DT55~300ミリF4.5‐5.6SAM + LA-EA1アダプター(α→NEX) 絞り優先オート F7.1 WB:太陽光 JPEG 撮影地:行田市古代蓮の里