メインの花を飾る背景のひとつに、
玉ボケがあります。背景に取り入れることで、光が転がるようなリズム感や、大空へつながるような解放感を加えることが出来ます。花の種類や季節を問わずに、使いやすい背景と言えましょう。
大き目な玉ボケを発生しやすいレンズは、①望遠系レンズ②明るい大口径レンズ③近接できるマクロレンズとなり、レンズの絞りを開けるほどに玉が大きくなります。玉ボケの素材は、錯綜した枝や葉の木漏れ日、水面のきらめきなどです。この作例では木漏れ日を使い、玉ボケを発生させています。カメラ→花→木漏れ日の位置関係で玉ボケが変化するので、カメラの位置を動かして、最適な玉ボケを探します。
〔データ〕ソニーNEX‐F3 + タムロンSP AF90ミリF2.5マクロ(ミノルタAマウント) + LA-EA1アダプター(α→NEX) 絞り優先オート F4 WB:太陽光 JPEG 撮影地:亀戸中央公園