コムラサキ(小紫・クマツヅラ科)は、美しい薄紫色で秋の訪れをいち早く知らせてくれます。6~8月にかけて小さな花を咲かせ、花のあとに白い実ができて来ます。9月になれば、白かった実が薄紫色へと色変わりして、新秋の彩りに目を洗われます。
山野に多い同属のムラサキシキブ(紫式部)にも綺麗な実が付きますが、付き方がまばらなため、目立ちにくいかも知れません。平地の庭や公園では、主にコムラサキが植栽されているようです。
〔データ〕ソニーα6000 + コシナAF100ミリ F3.5マクロ(キャノンマウント) + マウント・アダプター(キャノンEOS→ソニーEマウント) 絞り優先オート F8 WB:太陽光 JPEG 撮影地:板橋区内