秋の深まりとともに紅葉が進みますが、初期には緑色の葉が多く、先に赤く色づいた葉の引き立て役として利用できます。
赤系とグリーン系は、互いを引き立て合う関係ですが、その効果を際立たせるため、以下の点も加味しながら撮影します。
① レンズのボケ効果を活かすために、望遠系レンズで近接気味に紅葉を捉え、距離のある緑葉をボカしながら背景にする。
② 主題の紅葉の多くの葉にピントを合わせて、背景ボケから浮き上がるよう、撮影ポジションを吟味する。
③ 紅葉と背景との間に明暗差(露出差)がある場合、その差でコントラストをつけて、紅葉を浮き立たせる。
〔データ〕ソニーα6000 + タムロンSP90ミリF2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(キャノン・マウント) + マウント・アダプター(キャノンEOS→ソニーEマウント) 絞り優先オート F3.5 WB:太陽光 JPEG 撮影地:埼玉県川口市内