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フルール花写真教室

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2014年 11月 21日

紅葉の撮り方【ハイアングルから撮る】/crystal-wayの作例

被写体に対し、ローアングル(下から見上げる角度)ハイアングル(上から見下ろす角度)、いずれの角度から撮るかで、被写体(紅葉)の写り方や取り込む背景にも、大きな違いがあります。

【ローアングルから】・・・空に向かって撮ると逆光になるため、葉が透過光に透かされてきれいに色を再現します。ただし、他の紅葉や建物・道などとは組み合わせが難しくなります。
【ハイアングルから】・・・順光による紅葉はテカリが出やすく、色再現も冴えないとも言われます。ですが、地上にある他のものとの組み合わせが容易です。

では、ハイアングルからの撮影は、紅葉撮影に向かないのでしょうか。
ここで、作例(オオイタヤメイゲツ)をご覧下さい。順光条件ながら紅葉の色再現が良く、近くのイロハモミジ(緑色)との組み合わせで、オオイタヤメイゲツが引き立っています。筆者の経験では、日中の直射光があるような強い順光では、順光撮影は上手く行かないようです。むしろ、早朝・曇天・雨天・夕暮れなどの弱光のもとでは、順光での再現が良好になるようです。

紅葉の撮り方【ハイアングルから撮る】/crystal-wayの作例_e0053850_22132291.jpg

〔データ〕ソニーα6000  +  キャノンEF-S18-55ミリ F3.5-5.6 IS STM  +  マウント・アダプター(キャノンEOS→ソニーEマウント)    絞り優先オート   F14   WB:太陽光    JPEG    撮影地:埼玉県川口市内

by crystal-way | 2014-11-21 22:14 | 紅葉(作例)


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