『メタセコイア(ヒノキ科)』は、高さ25~30mになる落葉針葉樹です。その歴史は古く、かつて北半球の北極周辺に広く分布、日本でも新生代の地層から化石が出ています。いったん絶滅したと思われていたのが、中国などで現存が確認されました。1948年、アメリカから日本の保存会へ苗が送られ、各地に広まりました。
メタセコイアの葉は細長く、その繊細な造形が写真撮影に向いています。この作品では、低い枝先の葉をクローズアップしてみました。
〔データ〕ソニーα6000 + FE90mmF2.8 Macro G OSS 絞り優先オート F9 WB:オート JPEG 撮影地:小石川植物園