もともと日本のアジサイの原種は、ガクアジサイの仲間だったと聞きました。確かに、”間”を置いたガクの配置や、控えめで複雑な色彩を見ると、和風な風情が漂っています。ここでは、ストレートに撮らず、
二重露出によるソフト効果を出してみました。1回目の露光では、普通にピントを合わせ、少し絞ってハッキリした花の画像を撮ります。2回目では、ハッキリした花を覆うようにわざとボケ画像を作り、重ね撮りをします。二重露出では、露出をマイナス1で2回露光にして、ほぼ適正な明るさになります。今回は、参考にされる方のため、詳しい撮影データを載せます。
〔データ〕 EOS-1N + マクロ100㍉F2.8 フジクロームベルビア使用
[1回目露光] 絞りF8 シャッターオート 露出マイナス1補正
ピント合った画像
[2回目露光] 絞りF2.8(開放) シャッターオート 露出マイナス1補正
ピンボケ画像